ご本人問題にまつわる「鈴木雅之の壁」<カレー沢薫の廃人日記 ~オタク沼地獄~> さはらチャンネル

ご本人問題にまつわる「鈴木雅之の壁」<カレー沢薫の廃人日記 ~オタク沼地獄~>

telmin

   

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カレー沢 薫

「カレー沢さん」

私は仕事関係者内では素でそう呼ばれている、若干どうかしているが、それももはや8年目だ。

そう呼んだのは、もう付き合いが7年ぐらいになる、某都立美術館の職員だ。

付き合いは長いが、当然「フォカヌポウwwwコポォwww」とは無縁の人である。

私が、泣いたり笑ったり、むしろそれ以外では泣きも笑いもしない「二次元」とか「萌え」の世界は解さぬ人である。

そんな人が、私が来館するなり「これをカレー沢さんに」と、あるものを持ってきた。

展覧会で使用したという土方歳三のポスターと、手ぬぐいである。

ここで言う土方歳三とは、私が前日出したFGOの土方歳三ではない、史実上、モノホンの土方歳三である。

「ご本人問題」

歴史創作内に歴然と横たわる問題である。

「歴史もの」というのは二次元界隈で不動の人気ジャンルである。前にも言ったかもしれないが乙女ゲー界隈でも「武将とつきあったことがない奴はモグリ」と言われているぐらいだ。

しかし、史実を元にしていても、フィクションはフィクション、ストーリーはもちろん、キャラクターデザインには特に大きな脚色がなされることが多い。

女性向けコンテンツでは脚色はさらに如実だ、端的に言うともれなくイケメンにされている。

よって、特定の乙女ゲー内のキャラクターである「徳川家康が好き」と言っている女性

(にょしょう)に対し「徳川家康好きなんでしょ」と、ご本人、それもウンコ漏らした時の肖像画を送り付けるのは「違うそうじゃない」なのである。

私は、クソオタを自称している割にはこの「鈴木雅之の壁」が乗り越えられない側の人間だ、よって、肖像画まではイケるが、はっきりと本人の写真が残っている歴史上人物ものには、イマイチ手を出せぬ若輩なのである。

そう言った理由により「文豪とアルケミスト」はプレイできなかった、当ゲームはその名の通り、太宰治などがイケメンキャラとして来るゲームなのだが、ご存じの通り太宰先生はご本人の写真が残っている。

本人がカッコよくない、とかそういう問題ではない、ただ「次元が違う」のだ。

肖像画なら二次元である。

江戸時代のピクシブトップランカー夢女子が徳川家康を描いたら、ああなった、というなら「まあ、時代と共に作風って変わるしね、エロ漫画の擬音だって、この10年で凄まじい変遷を遂げたんだよ? ピストン擬音にハートマークを最初につけた奴はノーベル賞ものだよね? 最近アツい音は『ぬこっぬこっ』かな?」と、ろくろを回すポーズで言えるが、印画紙に焼き付けられたご本人画像を見せられると「ん、んー!」となってしまう、筋力の弱いオタクなのだ。

では、私が本物の土方歳三を出されるや否や、グラサン、リーゼント、オールバック、ワインレッドのジャケットになって「違う、そうじゃない」となってしまうかというと、否だ。

「御有り難く、頂戴、仕り、候、しからば」

社交辞令ではない、素で日本語が狂う勢いで頂いた。

土方歳三は、唯一私にとって「ご本人問題」がない歴史上人物でもあるのだ。

つまり「本人もカッコいい」むしろ「本人が公式」という、当たり前すぎる真理に到達している存在なのである。

「その界隈を知らぬ人の、純粋な好意を、無下にせずに済んだ」

世の中には、どちらが悪いわけではない、ただ「住む世界が違った」というだけで起こる

諍いや祖語が山ほどあるのだ、それすら無効にしてくれる、土方歳三はやはりヴェルタースオリジナル以上の存在、スーパーヴェルタースオリジナルZ3、ぐらいの存在である。

私「フォカヌポウwwwコポォwww。いやあ、かたじけない、喜んで頂き奉り候」

職員「すみません、前までB1サイズのポスターがあったんですが、今は小さいサイズしかのこってなくて…」

私「オウフっww! 拙宅、ウサギ小屋故、そんなサイズのポスター張るスペースないでござるよwww」

職員「いや、床に広げて、その上を転げまわるとかできるじゃないですか」

私「コプッ! www(こいつ本当に素人か…!? )

職員「あと、土方さんの顔がプリントされた手ぬぐいもどうぞ」

私「誰向けか、皆目見当もつかないグッズキタコレwwwww」

職員「ぜひこれで、体を洗ってください」

私「お前本当に非オタ? (フォカヌポウwww)」

ジャンルの壁を越えられる。

それが土方歳三なのだ。

■カレー沢 薫

漫画家。エッセイスト。「コミック・モーニング」連載のネコ漫画『クレムリン』(全7巻・モーニングKC)でデビュー。

エッセイ作品に『負ける技術』『もっと負ける技術』『負ける言葉365』(ともに講談社文庫)、『ブスの本懐』(太田出版)がある。

引用元:https://rdsig.yahoo.co.jp/media/news/cm/list/zasshi/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9oZWFkbGluZXMueWFob28uY28uanAvYXJ0aWNsZT9hPTIwMTgwMjI3LTAwMDA5Nzg0LWdlbnRvc2hhLWVudA--
minkuru
1 :名無しのさはら|2018/2/27 6:16

黒塗り関連の記事と思っていたが…

違ったな。

2 :名無しのさはら|2018/2/27 6:47

チンギスハンだけは手を出してはいけないらしいです。

3 :名無しのさはら|2018/2/27 6:48

この文章は、ちょっと気持ち悪い。

そこらのブログとしてなら、まだ読める。

4 :名無しのさはら|2018/2/27 7:20

それで鈴木雅之氏は何の関係があってこの文章に名前を出されてるのでしょうか。

5 :名無しのさはら|2018/2/27 7:24

読まなきゃ良かった。

6 :名無しのさはら|2018/2/27 7:30

何言ってるか分からないし、鈴木雅之は関係ないし。

7 :名無しのさはら|2018/2/27 7:40

ひどい

8 :名無しのさはら|2018/2/27 7:49

>違うそうじゃない

これが言いたかったのねw

9 :名無しのさはら|2018/2/27 8:01

違うそうじゃない、で鈴木雅之の展開がお見事www歌ってるもんね

でかいポスターは天井に貼って見下ろされるか、床に貼ってうつ伏せで添い寝を楽しむか、、それが問題だ。

10 :名無しのさはら|2018/2/27 8:18

8割何言ってるか分からない

11 :名無しのさはら|2018/2/27 8:30

何を言っているかわからない、気持ちわるい、というコメントに、オタクと非オタの越えられない壁を見た気がする

12 :名無しのさはら|2018/2/27 8:35

辛い

13 :名無しのさはら|2018/2/27 8:55

鈴木雅之?カレー沢薫?

黒ぽん(ゴスペラーズ黒沢薫)そんなふうに呼ばれてたっけ?

と思って記事開いたら、全然関係なかった。。。

14 :名無しのさはら|2018/2/27 9:16

鈴木雅之かと思ったら、サンドウィッチマンだった。

15 :名無しのさはら|2018/2/27 9:29

つまりは、戦国武将など歴史上の人物がイケメン化されオタク人気があるが、脚色されており史実上の人物のファンというわけではない。だが、土方歳三はリアルにかっこいいということ?

16 :名無しのさはら|2018/2/27 10:45

やほーさん「あなたへのおすすめ」で、こんな記事推さないでよ。否定はせんけど、内容的に「探して読む記事」。もっと一般的な記事を貼って。

17 :名無しのさはら|2018/2/27 10:58

鈴木雅之の壁w

どっかで使わせてもらおう

18 :名無しのさはら|2018/2/27 11:00

これさ、ヤフーニュースに載せる文章ではないね。

面白いけどさ。

19 :名無しのさはら|2018/2/27 11:36

言ってる事すごく分かるし面白いと思いながら読んだ。

コメント見ると否定的な意見が多くて、「ああ、私はクソオタクなんだ」と再認識した。分かってたけどさ。

「乙女ゲー界において武将と付き合ったことがないやつはモグリ」ってのは結構ツボなんだけどな。

20 :名無しのさはら|2018/2/27 12:13

この記事分かる人いるん?

telmin

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